銀行・証券会社や代理店やFP(ファイナンシャルプランナー)に相談しても自社の商品ばかりを紹介され、信用できないという55歳独身男性の山崎さん。なかなか、将来のための蓄えが進まないので、AIなら保険商品などのセールスはされないのではないかと思い、今流行のChatGPT(チャットGPT)に聞いてみました。(生活経済ジャーナリスト 柏木理佳)
ChatGPTに資産運用について聞いてみた
会話をするかのように、さまざまなことを質問すると答えてくれる人工知能チャットボットの「ChatGPT」が話題です。
筆者も効率を重視するため、ChatGPTを活用していますが、瞬時に大量の情報収集を行ってくれるのでグーグル検索する回数が減りました。キャリアやマネーの「パーソナルトレーナー」としても有効です。メルマガや議事録などにも活用できそうです。
FPに相談するのが嫌いな山崎有志さん(仮名・55歳)は、これまでグーグルやヤフー検索などで、資産運用についてリサーチしてきましたが、これといった答えにたどり着かないまま、過ごしていました。そこで山崎さんは「55歳、独身、貯金200万円、借金500万円です。どんな資産運用をすればいいでしょうか?」と知識が豊富で、利害関係者のないチャットGPTに相談してみました。すると、3分ほど待機した後、答えがでてきました。