米アルファベットと傘下グーグルのルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は従業員に対し、今年の経費節減目標を達成するため、サーバーの活用方法から社内カフェの営業時間に至るまで、あらゆる面でコスト削減の取り組みを強化すると伝えた。ポラット氏は31日、従業員に宛てたメールで、「マイクロキッチン」と呼ばれるスナックバーを一部廃止するほか、利用者が少ない日は社内のカフェテリアを閉鎖するとした。また、ソフトウエア・機器プロバイダーなどの外部サービスについては、低コストの業者選定が容易になる社内ツールを導入するという。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこのメールを確認した。アルファベットは今年1月、全従業員の6%に相当する約1万2000人の人員削減を発表。同社史上最大のレイオフとなった。スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は併せて、幹部の賞与減額も明らかにした。
グーグル、コスト削減強化を社員に通達
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