欧州自動車大手ステランティスとドイツの高級車大手BMWはそれぞれ、北米で電気自動車(EV)用の電池工場を建設する計画を巡りパナソニックホールディングスと提携することで交渉している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。パナソニックは円筒形電池を強みとしており、長年にわたりこうした製品を主要顧客の米EV大手テスラに供給してきた。ステランティスは「クライスラー」や「ジープ」といったブランドを持つ。北米で3番目となるEV電池工場について、4-6月期に発表する予定を明らかにしている。関係者によると、第3工場を巡りパナソニックと提携することで交渉している。協議は初期段階にあり、解決すべき問題が残っているという。
ステランティスとBMW、EV電池巡りパナソニックと提携交渉
テスラに長年供給してきた円筒形電池に他社も注目
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