スーツ姿が見違える「ネクタイ活用術」、柄モノを着こなすコツを写真付き解説左から、1万1000円/ロバート フレイザー、1万1000円/ロバート フレイザー、1万8700円/ホリデー&ブラウン、1万8700円/フランコバッシ、1万8700円/ホリデー&ブラウン、1万1000円/ロバート フレイザー(以上アイネックス)
*本記事はMEN’S EX ONLINEからの転載です。

 世の中が平常を取り戻しつつある今、改めてきちんとタイドアップしたドレススタイルを楽しむ機運が高まっている。

 一方、ノータイのリラックスしたスタイルに慣れてしまい、自分のタイの合わせ方や締め方を、今一度見直してみたいという人もいるんじゃないだろうか。

 そこでここではタイのスペシャリストに、タイドアップに関するありがちな悩みに回答をいただいた。心機一転の季節、格上のスーツ姿をものにしたいのなら是非参考にしてほしい。

スペシャリストがネクタイの悩みを一発回答

 今回指南役としてご登場いただくのは、ネクタイ業界歴27年の並木孝之さん。いつも端正なタイドアップスタイルを崩さないウェルドレッサーだ。

スーツ姿が見違える「ネクタイ活用術」、柄モノを着こなすコツを写真付き解説

アイネックス 商品戦略部 部長
並木孝之さん

「ネクタイはその人のセンスや生き様を映し出す鏡です」

 並木さんは現在ロバート フレイザーをはじめアイネックスのオリジナルブランドの企画開発をするほか、同社が扱う海外の人気タイブランドのプロデュースも数多く担当。日本で最も世界のタイ事情に精通する方と言えるだろう。

「ネクタイは、ビジネススタイルの中で最もその人のセンスや生き様を自由に主張できる聖域。どうせ締めるのであれば、適当な選び方、締め方をせず、戦略的にお洒落を楽しんでいただきたいと思います」