大勢のお客様が集まる日のおもてなしメニューには、どーんと大皿で出せて見た目も豪華な主食があると助かります。そこで今回の「休みの日のごはん」はスペインの郷土料理であり、日本でも大人気の「パエリア」をご紹介します。
お米から炒めるパエリアは、上級者向けの難しい料理というイメージがありますが、普通のフライパンと炊飯器でも、絶対に失敗しないパエリアが作れます。ライスの上に魚介類や色とりどりの野菜をたっぷり載せて彩り豊かに仕上げると、大変豪華なおもてなしメニューになりますので、ぜひ挑戦してみてください。
特にエビは少々奮発して、普段よりも大きめのものを用意していただくと、食卓が華やぎます。殻ごと焼いた方が見た目が良くなるのはもちろんのことですが、身の縮みが少なく、味も逃げません。食卓にお手拭きを用意しておいて、食べる時に各自で剥いてもらいましょう。
今回のレシピはシーフードパエリアですが、イカスミやウサギ肉、鶏肉やチョリソー、豆や野菜、パスタなど、スペインでは各地方によって郷土色豊かなさまざまなタイプのパエリアがあります。シーフードの苦手なお客様がいるときは、適宜上に載せる具材を代えてください。
もう一品。パーティーには欠かせない飲み物メニューとして「サングリア」をご紹介します。前日から準備して冷蔵庫に入れておけば良いので、当日の準備が忙しくなりがちなおもてなし料理にはピッタリです。大人はワイン、子どもはジュースで楽しめますので、パエリアと一緒にお楽しみ下さい。