グーグルが懸命に取り組んでいるのは、より少ないリソースでより多くの成果を出すことだ。リソースが大幅に少なくなった場合にいかに対応するかが今後の課題となる。
グーグルの親会社アルファベットが25日発表した1-3月期(第1四半期)決算はまずまずだった。主力の検索広告事業が予想外の回復を見せたおかげで、グーグル傘下の動画共有サイト、ユーチューブの広告収入は引き続き不振だったにもかかわらず、総売上高がウォール街の低調な予想をわずかに上回った。一方、総広告収入は依然として前年同期比で横ばいだった。グーグルは正式な業績見通しを発表していない。だが電話による決算説明会では「見通しは依然不透明だ」と述べた。