米議会下院はロシアに対し、拘束が続くウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者の釈放を求める決議案の採択を検討している。この取り組みは下院の多数派を占める共和党と民主党が共同で進めており、下院外交委員会のマイケル・マッコール委員長(共和、テキサス州)が主導する。決議案への強い支持が得られれば、ゲルシコビッチ氏の米国への帰還実現を目指すバイデン政権の努力を後押しすることになる。ゲルシコビッチ氏(31)は3月29日、ロシアの都市エカテリンブルクを取材のため訪れていた際にロシア連邦保安局(FSB)にスパイ容疑で拘束された。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)と米政府は容疑を強く否定している。
米下院、ロシアにWSJ記者釈放求める決議案採択を検討
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