「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
2つ目の稼ぎ口を得るには、家族の応援が不可欠
2つ目の稼ぎ口を見つけて「稼ぎ口二刀流」を実践する際に、欠かせない要素が4つあるのですが、その筆頭格は「家族の絆」です。家族を幸せに裕福にするために始めるので、家族の理解と応援が欠かせません。
ところが、まじめな人ほど、この秘訣を疎かにしがちです。ついつい自分一人で頑張りすぎる傾向にあるようです。気持ちはわかるのですが、もったいないことです。
副業や独立に成功するか否かはパートナー次第
もちろん得手不得手はありますが、男女間に能力面での優劣はありません。コミュニケーションスキルやマルチタスクにいたっては、男性よりも女性のほうが優れているケースが多い。
本業だけではなく、副業や独立のときも、女性の才能は最高の援軍となります。妻帯者であれば、妻の協力を得られるか否かに成否がかかっていると言っても、過言ではありません。
夫婦でビジネスを始めれば、互いに補完しあえる
「稼ぎ口二刀流」でお勧めするビジネスには、「物販ビジネス」「賃貸ビジネス」「情報ビジネス」の3つがあります。私は3つとも試しましたが、いずれも妻の協力がなければ、うまくはいきませんでした。
たとえば、最初に取り組んだのは不動産賃貸ビジネスでしたが、当時は銀行員でしたので、平日の日中は対応できません。そのため、不動産業者や修繕業者への対応は、すべて妻に丸投げせざるをえませんでした。
でも結果的に、それが吉と出ました。女性ならではのきめ細かな対応のおかげで、さまざまな難局を乗り切ることができたのです。ズボラで鈍感な私が一人でやっていたら、間違いなく失敗していました。
これは私に限った話ではなく、配偶者の理解と協力を得られた人ほど、スムーズに「稼ぎ口二刀流」を実践できるようです。でも、自分に欠けていることに惹かれて夫婦になる人が多いので、夫婦で一緒にビジネスを始めると、お互いに補完しあえて意外とうまくいくものです。
定年問題や年金問題、人間関係も一挙に解決
5月の第2日曜日は母の日です。男性目線では、母親だけではなく、妻に感謝する日でもあります。日頃お世話になっていることに感謝しましょう。
私生活と同時にビジネスのパートナーになることで、お互いへの理解が一気に深まります。その結果、人生のパートナーとして、お互いに相手を尊敬できるでしょう。
手始めに、夫婦で一緒に「稼ぎ口二刀流」を予行演習がてら始めてみるのもよいでしょう。副業禁止規定には違反しませんし、節税にもなります。そうすれば、月10万円の副収入はたやすいし、3年後には年収が2倍になり、5年後には3倍にできます。40代に始めれば50代での独立も視野に入るし、50代の人でも65歳までには独立できます。
独立できれば、面倒なしがらみや定年・年金などの悩みからも開放されます。夫婦で協力しあいながらビジネスに取り組む姿勢は、副次効果として子どもにも好影響を及ぼします。人間関係・仕事・お金・子どもの教育・家族関係など、あらゆる課題を解決できて、新たな生き甲斐が生まれるのですから、試してみる価値はあると思いませんか?
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。