【イスタンブール】トルコで14日実施された大統領選では、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領と野党候補の双方が決選投票を受け入れる準備が整っていると表明した。投票では両候補とも、過半数票を獲得できない見通し。  開票速報によれば、エルドアン氏と対抗馬の野党党首ケマル・クルチダルオール氏のいずれも、得票率が50%を下回る見込み。決選投票は5月28日に実施される。  トルコ選挙当局によれば開票率91%以上の時点で、エルドアン氏の得票率は49.49%、クルチダルオール氏は44.7%となっている。