「共働き家庭は不利」「2~3年の準備が必要」と小学校受験にハードルを感じたことはありませんか。しかし、1年間あれば合格は十分可能です!フルタイム共働きの傍ら倍率12倍の難関校に入れた実体験から、合格を無理なくかなえる「最強の時間術」を紹介します。(コミット株式会社代表取締役 横山美菜子)
フルタイム共働きだからこそできる
「最強の時間術」がある
「フルタイム共働きだから小学校受験なんて、無理!」そう思っていませんか?
前回の記事で触れたように、実は共働き世帯には「小学校受験に有利なスキル」があります。詳細は『小学校受験は「共働きが有利」な訳、準備1年で合格つかむ“6つのポイント”』に譲りますが、仕事脳をフル活用できれば共働き世帯は小学校受験において最強なのです。しかも、受験準備は「1年」で十分です!
実は、わが家もフルタイム共働き世帯で小学校受験に臨みました。実際に子どもは倍率12倍以上の難関校へ合格しています。
とはいえ、「専業主婦で幼稚園に行かれているご家庭よりも時間が少ない中で、どのように闘っていくのか」について悩まれる方は多いでしょう。私自身もかなり悩みました。
フルタイム共働き世帯の小学校受験で重要なのは「時間の使い方の工夫」です。これで合否が左右されると言っても過言ではありません。
そこで今回は、わが家が試して良かった「時間術」についてお話ししていきたいと思います。
幼稚園児vs保育園児
1日で「自宅学習に使える時間の差」とは?
まずは、幼稚園児と保育園児の1日のスケジュールを比較してみましょう。
「自宅学習にどこまで時間を割けるのか」から「保育園児だからこそ活用すべき“スキマ時間”」まで、一目瞭然ですよ。
次ページでは、1年で難関校合格をかなえた「最強の時間割」を大公開!親子が無理なく確実に受験準備を進めるための「ラクな工夫」とは?