米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の株式報酬は昨年、100億ドル(約1兆3600億円)近く価値が下がった。同じく株価下落のあおりで、旅行予約サイト大手エクスペディアのトップは2億3700万ドル、アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシーCEOは1億4900万ドル、それぞれ報酬が押し下げられた。一方、バイオ医薬リジェネロン・ファーマシューティカルズのレオナルド・シュライファーCEOの報酬は当初約700万ドル相当だったが、昨年末時点で1億ドル近くに価値が膨らんだ。携帯電話サービス大手Tモバイルのマイケル・シーベルトCEOは当初約2900万ドルだった報酬がほぼ3倍に、石油大手オキシデンタル・ペトロリアムのビッキー・ホラブCEOも1500万ドルから4倍の約6000万ドルに増えている。