コロナ禍で経済動向が大きく変わる中、主要企業はどの大学から学生を採用したのか。総合商社、コンサル、金融、メーカー、流通、運輸、情報通信など企業別2022年採用大学ランキングを作成した。今回は、主要外食企業の採用大学ランキングをお届けする。（文／ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供／大学通信）
客足は戻って増収傾向も
利益面では厳しい局面が続く
コロナ禍での度重なる休業要請や営業時間の短縮などにより、外食業界は大打撃を受けた。そんな厳しい環境下で、外食大手の業績は二極化した。
特に苦戦したのが、ファミリーレストラン業界だ。すかいらーく、ロイヤルホールディングス（以下、ロイヤルHD）ともに2020年12月期は最終赤字、サイゼリヤも20年8月期は最終赤字だった。一方、テイクアウトで強みを発揮した日本マクドナルドは20年12月期の通期決算で過去最高を記録した。
その後はコロナ禍の収束により、ファミリーレストランでも客足は戻ってきて増収傾向にあるが、エネルギーや原材料価格の高騰、円安などの影響で利益面は厳しい局面が続いている。
そんな主要外食企業の21年「採用大学」ランキングを見ると、日本マクドナルドは1位日本大学、2位が同人数で中央大学と立教大学。サイゼリヤは1位日本大学、2位は同人数で玉川大学、東京農業大学、立正大学、関東学院大学、立命館大学、関西大学。すかいらーくは1位は同人数で日本大学と神奈川大学、3位は同人数で帝京平成大学、東海大学、東洋大学。ロイヤルHDは1位中村学園大学だった。
果たして、22年のランキングに変化はあったのだろうか。
