政治中毒者にとって世論調査が多過ぎるということはない。しかし、一部の数字は他の数字よりも耐久性があり、重要度の高い指標となる。2024年の大統領選挙に関連して、4月は12件、5月には9件と、数多くの調査が発表された。これらの最近の調査を受けて、多くの政治ウオッチャーが、不合理ではないものの、有権者が来年投票し始めたときには実現していないかもしれない結論を慌てて出している。コメンテーターたちは先月、ワシントン・ポスト紙の主任政治記者ダン・バルツ氏から現実を知らされた。同氏は、デモイン・レジスター紙が実施している評判の高い世論調査「アイオワ・ポール」を引き合いに出し、州の世論調査が「しばしば劇的に変化する」ことを詳しく説明した。2008年、2012年、2016年のアイオワ州共和党党員集会では、党の大統領候補指名争いの終盤での展開が番狂わせの勝利につながったという。
【寄稿】バイデン氏とトランプ氏、ともに敗北も
大統領選初期の世論調査と実際の結果、しばしば異なる
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