誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy「精神科医Tomyきょうのひとこと」の“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
悪意を持った人たち
「仲間はずれ」というと幼い子どもたちがすることのように思えますが、大人の世界でもあることです。
自分に都合の悪い人がいると、自分が関わるグループから排除して、嫌な思いをさせる。
そうした陰湿な手段によって、自分に従わせようとか、自分たちのグループのルールに従わせようとする、悪意を持った人たちがいるんですね。
服従してもいいことはない
仲間はずれにされることは、もちろん気分のいいものではありません。しかし、そうしたことをする人が目の前に現れても、従わなくていいです。
むしろ、「仲間はずれにしてくれて結構です」というくらいの気持ちでいたほうがいいです。
仮に、そうした人たちに服従して仲間入りしたとしても、嫌な思いは続くでしょう。心を支配されるような環境に、わざわざ自分から参加する必要なんてありません。
仲間はずれにされたらラッキー?
仲間はずれにされたら、むしろラッキーなこと。付き合わなくていい相手が、明確になるのですから。
とはいえ、学校や職場など、ある程度閉鎖的な環境で平気な顔をしていると、気に食わないでしょうから、さらに陰湿な嫌がらせをしてくるかもしれません。
であれば、さらに距離をとればいいだけのこと。ブラックホールみたいなもので、近づくと吸い込もうとしてくるのですから。
なにも恐れることはない
そういうめんどくさい連中とは、なるべく関わりを持たないようにして、離れること。
学校や職場で接点を持たなくてはいけない場面があれば、そこだけは丁重に接すればいいのです。仲間はずれは、なにも恐れることはありません。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。