誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy精神科医Tomyきょうのひとことの“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】同じような毎日が続いている人、ちょっと読んでみて!Photo: Adobe Stock

同じような毎日が続く……

ふと気がつくと、日々のルーティンをこなすだけになっていませんか?

朝起きてから寝るまで、なんとなく同じような毎日が繰り返されている。たいして変わり映えしない毎日が、なんとなく心地いい。

仕事はそれなりに大変だったりしますが、それもルーティンのひとつに組み込まれているわけです。

一度立ち止まって“切り替える”

あまり変化がないということは、変化に対応しなくてもいいということですから、ある意味、ラクなんですね。

そうやって、なんとなく目の前のことを処理しているうちに、人生が着々と終りに近づいていく。

だから、5年に一度でも、10年に一度でもいいので、大きな流れのなかで「自分はこれからこういうふうに生きよう」と人生の節目を自ら設けて切り替えることが、けっこう大事だと思うんです。

“新たな発想”で刺激を入れる

なにも意識してないと、日々のルーティンを繰り返すだけで終わってしまいかねません。これから先、長い目で目的意識をもつことによって、チャンスにも巡り合いやすくなるでしょう。

まずは一度、立ち止まって日々の生活を振り返ってみましょう。「いまの生活の繰り返しでいいんだろうか」と思ったなら「こういうことをしたら面白いんじゃないか」と、新たな発想をたぐってみるんです。

ルーティン化した日々に
“自分軸”を入れてみて!

実現できるかどうかは、いったん脇において、日々の生活に違った角度から“自分の思い”を加えてみることがポイントになります。

ルーティン化した毎日に満足するのも悪くはありません。しかし、「あのとき、こうしていればよかった」と後悔しないように、大きな人生の流れを意識して、自分自身を振り返ってみる機会があってもいいと思います。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。