20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)
横浜国立大学のキャンパスはどんな雰囲気?
羽沢横浜国大駅が2019年11月に誕生。相鉄線とJRの相互乗り入れを実現した。が、「立地が悪すぎる」という学生の声多数。大学北門まで、急な坂道を登って、大学指定の迂回ルートで15分かかる(指定を守らず近道を使うと10分)。これまで正門からさらに10分かかっていた理工学部生には便利かもしれない。その他、横浜駅西口からバスで15~25分、横浜市営地下鉄三ツ沢上町駅から徒歩16分、相模鉄道線和田町駅から徒歩20分。
周辺の環境は、静か・のどか・自然が多い。正門に着いてからもキツイ坂を登って、各施設にたどり着く。施設は古いが、冷房は全館完備。校舎の増改築も進められ、勉学に必要な設備はそこそこ充実している。
キャンパスのほぼ中央に立つ中央図書館は、開放感たっぷりの空間。約76万冊の蔵書と約80台のパソコン、1200席の閲覧席があり、カフェも併設。キャンパス周辺の飲食店は少ないが、学食やコンビニ、昼前にメインストリートにやってくる移動販売車などで胃袋問題はだいたい解決。