米国では1~6月に自動車の盗難が急増した一方で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に増えていた凶悪犯罪の件数は下がっていることが、最新のリポートで明らかになった。シンクタンクの刑事司法評議会(CCJ)が全米37都市のデータなどに基づき作成した同リポートによると、32都市で1~6月に自動車の盗難が前年同期比で33.5%増加した。一部の警察関係者によれば、特に自動車メーカー2社の車種が窃盗団の標的となっており、増加件数の大半を占めている。今年に入り自動車の盗難が68%増加しているミネアポリス警察署のギャレット・パーテン巡査部長は「前年同期比での増加は、韓国の現代自動車とグループ企業の起亜の車両が盗みやすいということに尽きる」と述べ、他メーカーの盗難件数はほぼ横ばいだと説明した。
米で車の盗難が急増、凶悪犯罪はコロナ後減少
現代自・起亜の車両の「盗みやすさ」を指摘する警察関係者も
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