仕事ができる人の特徴
対して、仕事ができる人は仕事に飽きてきたときややりたいことができないときでも、自分でやりがいを見つけることができます。たとえば、営業仕事に飽きてきたら、少し営業スタイルを変えて提案の仕方を工夫してみたり、情報収集に時間を割いて新しいものを取り入れようとするのです。自分の思い通りにいかないときもモチベーションを高く保つことで、仕事の質を保っています。
もちろん、窓際で終わってしまう人にも同情できるところはありますが、モチベーションは誰かが上げてくれるものではありません。子どもの頃はテストで頑張ったらおこづかいアップなどがあったかもしれませんが、大人の場合は仕事のひとつに「自分で自分のモチベーションを上げる」が含まれています。ですから、この仕事はモチベーションが上がらないと言っていること自体が間違いなのです。
これはNSC(お笑い養成所)でも教えていることで、「やりたいことができないとやる気が出ない」というのは絶対にやめるように言っています。どんな仕事であれ、稽古であれ、楽しめるかどうかは自分次第ですし、もっと言えばどうしたら楽しめるか考えなければいけません。
なにより、ネガティブな発言は自分が思っているよりもまわりの人には印象が悪く映ってしまうので、「あいついつも文句言ってるな」「あいつは本当にやる気がないよね」とそもそもの仕事の機会が減ってしまいかねません。
もちろん転職するなども方法もあるかとは思いますが、職場が変わっても考え方が変わらなければ同じことを繰り返してしまうだけですから、頭の片隅に入れておいていただけると嬉しいです。