強硬なリモート勤務支持派は自宅で働くとどれほど仕事がはかどるかを得意げに語りたがるが、実は在宅勤務で生産性が高いのは休憩時間だ。  サウスカロライナ州在住のコリー・ブラックさん(45)は昨年、消費者信用組合の仕事でリモート勤務を始めると、休憩中にさまざまなことをし始めた。毎日出社していたときは社内のうわさ話に引っ張り込まれたり、車の中で日よけを下ろしてテイクアウトの食事を食べたりしていた。今は休憩を取って赤ちゃんにミルクを飲ませたり、洗濯機を回したり、犬を膝の上に乗せながら、リクライニングチェアに座って軽食を取ったりしている。