グーグルとマイクロソフトは同じ「次の大ブーム」を共に追い求めているが、全く異なる二つの企業だ。幸いなことに、両社ともその取り組みに必要な巨額の資金を用意するのに十分な業績を上げている  両社が25日発表した4-6月期決算は、いずれも比較的好調な内容だった。コスト削減の結果、増収率と収益性が改善した。グーグルの中核をなす広告収入は、2四半期連続のマイナスからプラスに転じた。マイクロソフトのクラウド事業と法人向けソフトウエア事業の成長は、世界中の企業がテクノロジーへの支出を抑えているにもかかわらず、市場予想を上回る結果となった。