20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)
中四国ではネームバリューが際立つ
卒業後の進路は、民間企業への就職をはじめ、公務員や教員が多いのが特徴。業種では、製造業や金融・保険に強く、エリア別でみると、中国地区が4割、近畿・四国・九州で3割、関東が3割と、西側での就職が優勢だ。
大学側も就職支援には力を入れており、入学直後の1年生から「大学教育入門」というキャリアデザインの講義があるほか、経営者や霞が関官僚を招いたトークショーを開催。
2019年4月からは、1年生から社会体験を含めたインターンシップ制度を実施。卒業前年次からは、約70社を集めた合同企業説明会などのほか、首都圏・関西圏での就職活動に備えた卒業生との懇談会も開催。東京と関西、福岡にも就職支援オフィスがある。