原油相場は今週、サウジアラビアとロシアが自主減産を延長したことを受けて上昇した。これにバイデン米政権はどのような反応を示したか。米国内の石油・ガス開発を制限するという。  米内務省は6日、アラスカ州の北極野生生物国家保護区(ANWR)内での石油・ガス開発のための土地貸与7件を取り消すとともに、同州の国家石油保留地内の1300万エーカー(約5万3000平方キロメートル)の開発制限に動いた。デブ・ハーランド内務長官は「バイデン大統領は史上最も野心的な気候・自然保護アジェンダを実行している」と誇らしげに語った。