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個人のキャリアを考えたとき「大手企業に入れば安心」という価値観は、いまなお根強く残っている。しかし、働き方やキャリアの選択肢が大きく変化した現在、その常識は見直す時期にきているという。では、若者たちは何を基準に会社を選ぶべきなのだろうか?※本稿は、経営コンサルタントの藤井孝一『20代の特権 自分の価値を“最大化”する57の戦略』(三笠書房)の一部を抜粋・編集したものです。
大人たちが唱え続けている
「呪文」は正しいのか?
世の中の大人たちは、子どもに対してさまざまな「呪文」をかけています。
「いい子にしていれば、親から大事にしてもらえるよ」に始まって、「一生懸命に勉強すれば、いい人生を歩めるよ」「いい学校に入れば、いい会社に入社できるよ」「会社で一生懸命仕事をすれば、安定した生活が送れるよ。結果的によい暮らしができて、幸せになれるよ」という具合です。
私自身、子どもの頃からそう言われ続けて育ってきました。
もちろん、こうした「呪文」は、子どもたちのことを心底思って唱えているものばかりです。わが子のことですから、唱えている本人も、正しいことを言っているのだと確信しているに決まっています。
でも、現実には、不十分だったり、間違っていたりすることもたくさん含まれています。結局、大人は子どもを安全に、都合よく育てようとしています。できるだけ転んだりつまずいたりしないように、そして、自分たちが管理や監督をしやすいように標準的に育てようとします。
それに、人は基本的には自分の経験してきたことしか伝えることができません。







