8ミリの穴を見るためだけに5000キロも移動しなければならない時もある。そう、筆者が言っているのは、「iPhone(アイフォーン)15」と「iPhone 15 Pro(プロ)」の新しいUSB-C端子を確認するためのカリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社への出張のことだ。アップルは11年採用してきたLightning(ライトニング)端子を退役させ、大半のアンドロイドフォンやウィンドウズノートパソコン、iPad(アイパッド)やMacBook(マックブック)に付いているのと同じ端子に切り替えた。確かに、アップルは12日に開いたイベントで1時間近くかけて新型iPhoneの全ての新機能や特徴を詳しく説明した。低価格モデルのiPhone 15と「iPhone 15 Plus(プラス)」は、背面が淡い色調のガラスで覆われ、上部のノッチ(切り欠き)がマルチタスクが可能な「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」になり、従来のものより高速な「A16 Bionic(バイオニック)」プロセッサーと新型カメラが搭載された。高価格モデルのProは、ミュート切り替えボタンがさまざまな機能へのショートカットにカスタマイズできる「アクションボタン」に変更され、チタン素材を用いた軽量な設計になり、より高速な「A17 Pro」チップが採用された。
iPhone 15にUSB-C端子、どう影響? 早わかりQ&A
この変更について知っておくべき六つのポイント
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