学校の授業で学ぶ歴史には、偉人たちの輝かしい功績や「すごい」エピソードが数多く登場します。しかし、どんな人物にもそれだけでは語れない一面があります。歴史をひもとくと、「すごい」人の中にも、思わず目を疑うような「やばい」行動や選択が、数多く記録されているのです。
そんな「すごい」と「やばい」の両面から、日本史の人物のリアルな姿に迫るのが『東大教授がおしえる 超!やばい日本史』。今回取り上げるのは、源頼朝が「日本一の大天狗」と呼んだ、後白河天皇です。
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武士をあやつり、デスゲームを生きのびる
平安時代末期、権力をめぐり争いが続発するデスゲームを黒幕として生きのびたのが、後白河天皇です。
鳥羽天皇の四男だった後白河は、父と長男・崇徳の仲が悪かったおかげで天皇になりました。
ムカついた崇徳が後白河にケンカをしかけるも、後白河は武士の平氏と源氏を味方につけ、勝利します。
でもその後、平氏が源氏との戦いに勝ってイキりはじめると、これにムカついた後白河は、負けて伊豆(静岡)に流罪となっていた源頼朝を味方につけ、平氏を滅亡させたのです。
しかし、頼朝がイキるのもムカつくので、今度は頼朝と弟の源義経を争わせて武士たちを裏であやつりました。頼朝は腹黒な後白河を「日本一の大天狗」とよんできらいました。
イラスト:和田ラヂヲ(『東大教授がおしえる 超!やばい日本史』)
(本原稿は『東大教授がおしえる 超!やばい日本史』からの抜粋です)









