終業後の仕事の付き合いに耐えられない人が増えている。新型コロナウイルス禍が落ち着くと、最初はハッピーアワー(終業後の飲み会や交流)や食事付きのイベント、全員参加のオフィスでの歓談などが一気に増えた。しかしその後、多くの従業員が「5時1分には終業」という姿勢をより厳格に守るようになっている。米労働者の間では仕事とプライベートの線引きをはっきりさせる人が増えているが、それは大抵、時間きっかりに退社し、同僚からの誘いを避けることを意味する。企業のイベント企画担当者は、秋の行事や週末に開かれる仕事関連の催し物について、すでに抵抗に見舞われているという。「最近ではイベントの欠席率がはるかに高くなっている」。メリーランド州タコマパーク在住の調査責任者、グレッチェン・ゴールドマンさんはそう話す。
アフターファイブは即帰宅 米で減る仕事の付き合い
プライベートとの線引き厳しく、終業後の集まりに抵抗示す社員
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