ここで私たちが見直すべきは、もやしの存在です。もやしは「栄養がない」と誤解されていますが、実は塩分を排出する働きがあるカリウムや、ビタミン、食物繊維が含まれています。何よりも、古くからラーメンの具材として添えられてきたもので、相性が抜群。入っていてイヤな気持ちにならないというのは、糖質0麺などの新しい選択肢が増えた今、あらためて新しい魅力です。もやしを多めに入れ、麺を少なめにすれば、ラーメンの弱点を克服できます。
あのヘルシースイーツは
家で簡単に作れる
朽木誠一郎 著
ボディメイク中に大事なのは、「食べたい」をガマンしすぎないこと。そのため、特に気力に余裕がないときなどは、ガマンの限界により緊張の糸がぷつりと切れ、ドカ食いに走ってしまうこともあり得ます。そんなときに助けになるのが「おいしい」と「ヘルシー」を両立したスイーツ。筆頭が「こんにゃくゼリー」です。
前述した糖質0麺も実は主な原料はこんにゃくなのですが、やはりあの食感は麺としてはなじまないという永遠の課題がありそうです。一方で、ゼリーというのはこんにゃくと食感の差が少なく、私などが言うまでもなく「こんにゃくゼリー」はとっくに市民権を得ています。ゼラチンや寒天不使用でカロリーオフ、甘味料次第では0カロリーのスイーツですが、そんなこんにゃくゼリーは、実は自作できるのです。
こんにゃくゼリーのもとになるこんにゃく粉は、業務用スーパーやアマゾンなどで簡単に購入できます。そして、作り方も寒天やゼリーとそこまで変わりませんし、これらに混ぜてもOK。味のもとになるジュースなども、各自の好みの範囲で薄く調整すれば、ヘルシーなスイーツを常備しておくこともできます。これも週末などにボウル一杯に作っておけば、食後の楽しみに。カロリー0ゼリーを買い続けるよりコスパもよいと言えます。