お笑いコンビ「ロザン」の菅広文さんが、『京大中年』(幻冬舎)を出した。コンビのこれまでをまとめた同書は、仕事術や人間関係のヒントが詰まったビジネス書としても参考になる一冊だ。
ダイヤモンド編集部では、菅さんにビジネスパーソンの「あるある」な悩みごとをぶつけ、ズバッと回答してもらった。第4回のテーマは「仕事を人に任せられない」だ。(聞き手/ダイヤモンド編集部 神庭亮介)
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【Q:部下に仕事を頼んだのですが、進み具合が気になって、ついつい途中で口出しをしてしまいます。結局、自分でやった方が早かったなと思うこともしばしばです。どうやって部下と向き合うべきなのでしょうか】
(※質問内容は、編集部で作成した架空のモデルケースです)
――仮に菅さんがこんな相談を受けたとして、どんな風にアドバイスしますか?
なるほど。これは宇治原さんタイプですね(笑)
「自分がやった方が早い」とやってしまうと、どうなるか? ポンコツが集まるんですよね。
――あちゃー。全部おんぶに抱っこの人たちばっかりになっちゃう。
そうそう。それでいいんやったら、いいじゃないですかね。
できる人って自分でやった方が早いから、自分でやっちゃうんですよね。だから、どうしてもそういう(ポンコツな)人が集まってきちゃう。恋愛とかも似てません?