お笑いコンビ「ロザン」の菅広文さんが、新刊『京大中年』(幻冬舎)を出した。コンビのこれまでをまとめた同書は、単なるタレント本にとどまらず、仕事術や人間関係のヒントがギッシリ詰まったビジネス書としての側面も持っている。
ダイヤモンド編集部では、菅さんにビジネスパーソンの「あるある」な悩みごとをぶつけ、ズバッと回答してもらった。第3回は「職場の愚痴が嫌」というテーマにフォーカスする。(聞き手/ダイヤモンド
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【Q:社内の飲み会に誘われたのですが、仕事の愚痴や上司の悪口ばかりで正直苦痛です。無理してでも行った方がいいのでしょうか?】
(※質問内容は、編集部で作成した架空のモデルケースです)
――仮に菅さんにこういう相談があったとして、どんな風にアドバイスしますか?
うーん、どうなんやろな。まあでも、基本的には行かんでもいいんでしょうね。行きたくなければ。
――『京大中年』のなかに、相方の宇治原史規さんが高校の卒業文集に『愚痴』というタイトルで同級生の直した方がいいところを書いていた――というエピソードがありましたが、あれは本当なんですか?
ホンマです! ホンマっていうのが怖いですよね。最低ですよ(笑)
――ずっと言えずにため込んでたんでしょうね。
ためてたんでしょうねえ。最初の話に戻ると、(飲み会に)行かなくていいんやったら、多分みんな行かないでしょ。でも行かなきゃいけない、と。