ロザン菅広文Photo by Ryousuke Kanba

お笑いコンビ「ロザン」の菅広文さんが、『京大中年』(幻冬舎)を出した。コンビのこれまでをまとめた同書は、仕事術や人間関係のヒントが満載のビジネス書としても有用だ。

ダイヤモンド編集部では、菅さんにビジネスパーソンの「あるある」な悩みごとをぶつけ、ズバッと回答してもらった。第5回は「ダメ上司」への対応策を聞く。(聞き手/ダイヤモンド編集部 神庭亮介)

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【Q:上司が無能過ぎて、組織のマネジメントが全然できていません。おかげで会社内はグチャグチャ。全然尊敬できないし、素直に言うことを聞く気にもなれなくて、イライラが止まりません。どうしたらいいですか?】
(※質問内容は、編集部で作成した架空のモデルケースです)

 辞めたらいい。これは「辞めたらいい」の一択でしょ。

――確かに。とはいえ「何だあのクソ上司は!」と憤りつつ、辞めるまでの勇気はなかなか出ないという人も多いのかなと。

 なるほどね。

――『京大中年』には、「相方の悪口を言う芸人はすぐに辞めていく」「マネージャーを使えないと言う芸人の方が使えない」といった厳しい指摘も出てきますが。

 うーん、難しいな……。吉本って意外とそういう人いないんですよね。この人できへんな、っていう人は。

 まずは、「許せる部分」と「許せない部分」を分けることじゃないですかね。

 全部が全部、上司と合わない、辞めよう辞めようってやってたら、どこにも勤めることができないじゃないですか。

――そうですね。

 だからこそ、これは許せる、これは許せないってことは、自分の中で明確にしておいた方がいいのかなと。

 自分とは合わないなと思う部分でも、ある程度「許せる」ならもう流す。これは「許せない」ってなった場合には、上司本人や会社に言うべきやと思います。