「配属ガチャの大ハズレで不安…」→ロザン菅広文のアドバイスが納得感しかないPhoto by Ryosuke Kanba

お笑いコンビ「ロザン」の菅広文さんが、『京大中年』(幻冬舎)を出した。コンビのこれまでをまとめた同書は、仕事術や人間関係のヒントが散りばめられたビジネス書でもある。

ダイヤモンド編集部では、菅さんにビジネスパーソンの「あるある」な悩みごとをぶつけ、ズバッと回答してもらった。第6回のテーマは「配属ガチャ」だ。(聞き手/ダイヤモンド編集部 神庭亮介)

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【Q:会社の配属ガチャで大ハズレを引いてしまいました。まったく希望していない部署に配属されてしまって、この先やっていけるか不安でたまりません】
(※質問内容は、編集部で作成した架空のモデルケースです)

――もし、若手や新入社員からこんな相談が寄せられたとして、菅さんならどう答えますか?

 面白いな。「配属ガチャ」って言うんだ。

 仕事でお金をもらうのは「自分がしたいこと」じゃなくて「相手がしてほしいこと」なんで、会社からしたらそっちの部署が向いてる、という判断なんだと思います。

 たぶん、その方は「自分に向いていない」「あんまり好きじゃない」と感じているかもしれないですけど、実は客観的に見た時にそっちの方が向いてることもある。

 なので、一度やって見ることをオススメしますね。

――自分のやりたいことと会社の求めることがピッタリ一致していれば、好きなことでお金をもらえるわけですけど、なかなかそんな話もないですからね。

 たとえば、僕がこうやって『京大中年』の本を書く。本を書くだけで終わらずに、こうやって取材を受けたり、写真撮影があったりする。

 それをどう捉えるか?ってことじゃないですかね。

「取材は嫌やからやりません」「写真は嫌やからやりません」って言うなら、なんでこの本書いてん?ってなってくるんですよ。