転職する気がなくても「市場価値を知るべき」って本当?→プロが「必要ない」とキッパリPhoto:PIXTA

転職する気がないのに
「市場価値」を知る意味はある?

 転職関連の記事やSNSでの発信を見ていると、「すぐに転職する気がなくても、転職エージェントと定期的に面談する習慣を持とう」といったアドバイスが散見されます。

 その趣旨は「転職エージェントと話しながらキャリアの棚卸しをすることで、現時点での自分の市場価値が分かる」「その結果、今後進むべき方向性が見えてくる」というものです。

 似たような観点では、転職する気があまりない人に向けて「ひとまず登録して、スカウトの内容を基に自分の市場価値を知ろう」と呼びかける転職サイトの広告も見かけます。

 こうしたアドバイスは、果たして適切なのでしょうか。

 転職市場でよく言われるにもかかわらず、その妥当性をあまり検証されてこなかった上記のテーマについて、今回は考えてみましょう。