今回のテーマは、「副業を成功させるために必要な、ネガティブな自分に対する想い込みをはずす方法についてです。
副業コンサルタントとして、主宰の副業・起業スクールで多くの副業家を輩出・支援してきた下釜創氏は、「一生後悔しない副業の始め方、選び方、続け方」があると言います。下釜氏のはじめての書籍やりたいことは「副業」で実現しなさいでは、「あなたのなかにすでにあるスキル、眠っているスキルを活かした副業」を目指そうと説いています。本連載では、話題の書の中から具体的なスキル、考え方を紹介していきます。

【副業コンサルは知っている】ネガティブなセルフイメージを手放すとっておきの方法Photo: Adobe Stock

「思い込み」には、次の2つのタイプがある

 前回の連載では、「思い込み」には、次の2つのタイプがあることをご説明しました。

❶ 自分に対する思い込み(セルフイメージ)
❷ 自分以外に対する思い込み(ビリーフ)の2つです。

 自分への思い込みのことを「セルフイメージ」といいます。プラスとマイナスがあり、副業にネガティブなマイナスのセルフイメージには「私は、セールスが苦手である」などがあります。

 自分以外に対する思い込みとは、自分以外の事柄に対して「きっとそうに違いない」と固く思っているもの。心理学用語で「ビリーフ(信念)」といいます。

 ビリーフにもプラスとマイナスがあり、副業や仕事に対するマイナスのビリーフは副業にネガティブな影響を与えます。それは「副業は、上級レベルのスキルがないとできない」といったものになります。

ネガティブなセルフイメージ×ビリーフを外すための方法

 今回は、そのネガティブなセルフイメージ×ビリーフを外すための方法を、紹介していきましょう。

 それには次の3段階があります。

❶ ネガティブなセルフイメージ、ビリーフを書き出す
❷ ポジティブなセルフイメージ、ビリーフをつくる
❸ ポジティブなセルフイメージ、ビリーフを定着させる

❶ ネガティブなセルフイメージ、ビリーフを書き出す
 前述のように、無意識レベルで定着しているセルフイメージやビリーフの実態を意識することは難しいもの。

 それを書き出し、悪い思い込みを“見える化”するだけでも「気づき」があり、これを変えなければというアクションが取れるようになります。

❷ ポジティブなセルフイメージ、ビリーフをつくる
 ネガティブなセルフイメージ、ビリーフの存在に気づいたら、それをポジティブなものへと置き換えていきます。データを上書き保存するのです。

セルフイメージ(-)⇒私は、副業するほどの価値が出せない

セルフイメージ(+)⇒私には、副業できるスキルがある

ビリーフ(-)⇒副業は、上級レベルのスキルがないとできない

ビリーフ(+)⇒日常レベルのスキルでも、副業に成功できる

本連載でこれまで述べてきた内容を理解していただけたら、このネガティブ→ポジティブへの書き換えはスムーズに進むと思います。

❸ ポジティブなセルフイメージ、ビリーフを定着させる
 最後のステップは、ポジティブに書き換えた思い込みを定着させる作業です

 長年の思い込みはなかなか頑固なもの。一度書き換えられたと安心しても、油断するとポジティブ→ネガティブへ復元しようとする力が働きます。その復元力に負けず、ポジティブな思い込みを心に深く刻み、定着させましょう。

アファメーションでポジティブなセルフイメージやビリーフを刷り込む

 そのためのもっとも簡単な方法は、「アファメーション」と呼ばれるもの。「私はできる」「私はできる」といった自分に対する肯定的な宣言を繰り返し、それを無意識レベルに浸透させるのです。

 アファメーションに有効なのは、次のような手段でポジティブなセルフイメージやビリーフを刷り込む方法です。

⃝いつも持ち歩く手帳やスケジュール帳に書き込む
⃝スマホの待ち受け画面にする
⃝洗面室の鏡やパソコンのディスプレイのように毎日必ず目を向けるところに付箋を貼る

 どれもアナログな方法ですが、これにより、思い込みを徐々にポジティブに切り替えることができるようになり、それにつれて副業が成功に近づけるようになります。

 ただ、「ネガティブなセルフイメージ×ビリーフを外す」この3つのステップは、実際にはセミナーでワークをやりながらじっくり取り組んでいるものです。

 なので、なかなか、ポジティブなセルフイメージ、ビリーフが定着しないと落胆しないで、じっくり地道に行ってみてください。(すぐにできなくてもまったく問題ないですし、「ネガティブなセルフイメージ×ビリーフ」を書き出し気づくだけでも、大きな効果があります。ぜひやってみてください)

(本記事は、『やりたいことは「副業」で実現しなさい』より、一部を抜粋・編集したものです)