日本政府が副業解禁へ前のめりです。「副業なんて、現実味がないなぁ」という方も思考停止するのは損かもしれません。全ビジネスパーソンが考えるべき「3つの視点」があるのです。(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)
日本政府が副業解禁へ前のめり!
全ビジネスパーソンが考えるべき視点は3つ
政府の規制改革推進会議は人手不足を解消するといった効果を想定して、副業や兼業がしやすいよう労働規制を緩める方向での検討を始めました。
今回のニュースはこれまで副業の拡大を阻んでいた労働基準法の割増賃金に関する規定を見直すという、ややマニアックな話でした。今の法律では本業と副業合わせて法定労働時間を超えた場合、副業側の雇用主が残業代として割増賃金を払わなければならないルールになっているため、副業側に不利に働くという事情があるのです。