納豆の輸出が年々増加しており、このペースで輸出が続けば23年は輸出数量・輸出金額ともに過去最大となりそうな勢いとなっている。仕向け国別に見ると、意外な事実が判明した。人気の理由に迫る。(カーゴニュース編集部)
納豆の輸出数量・金額ともに過去最大か
納豆の輸出が年々増加傾向にある。東京税関によると、2022年は輸出数量が約968トン(構成比30.8%)、輸出金額約5億5900万円(31.6%)と数量・金額のいずれにおいても同税関が全国シェアでトップとなっている。
納豆が輸出統計品目番号に新設された17年から22年の6年間で、全国の輸出数量および輸出金額はともに約1.8倍に増加。東京税関管内においても数量と金額が過去最大を示しており、納豆の輸出が右肩上がりの傾向となっていることが分かる。
また、1月から8月の累計した数値を年別に見ると年々増加しており、このペースで輸出が続けば23年は輸出数量・輸出金額ともに過去最大となりそうな勢いとなっている。