米メーン州スコウヒーガンでマーケティング会社を経営するメアリー・ヘイリーさん(33)はとびきりの隠し芸を持っている。バーコードのような20本ほどの細い線のタトゥー(入れ墨)をスポティファイ(Spotify)の音楽アプリで読み取り、スマートフォンからルー・ベガの楽曲「マンボNo.5」を流すのだ。ヘイリーさんは2022年初めに、スポティファイコードを模したタトゥーを入れた。地元のバーで副業としてウェイトレスのアルバイトをしていると、客から何の曲が流れているのか聞かれることがある。彼女はよく「スキャンしてください」と言う。客がそうすると、「A little bit of Mary all night long(一晩中メアリーを少しだけ)」といった歌詞を聴くことができる。
スポティファイの入れ墨コード、曲が流れるはずが…
音楽アプリで読み取るバーコードのタトゥーが人気だが、退色や皮膚のたるみで機能しなくなることも
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