イスラエルのイスラム組織ハマスとの戦争は戦争犯罪か。米バード大学でこのほど開かれた(完全に礼儀正しく、対立的でない)イベントで、1人の学生がこれは戦争犯罪に当てはまると示唆した。結局のところ、10月7日のテロ攻撃で戦争が始まって以降、少なくとも1万1000人の犠牲者が出ており、その大多数が民間人だ。このうち何千人かは子どもだった。バード大の学生や、米国および全世界の彼らと同世代の人々の多くが問うているのは、こうしたことが全く戦争犯罪ではないと、どうして言えるのかということだ。そして、ハマスの最初の攻撃自体は戦争犯罪で、「占領勢力に対する合法的な抵抗行為」ではなかったとしても、その後のイスラエルによる攻撃でより多くの民間人の命が失われたのは、同じぐらい悪いことではないのかということだ。