「自分の気持ち」にもっとフォーカスしよう
こういうことを言うと思いやりがないように聞こえてしまいますが、思いやりは「自分の気持ち」が他人に向くものです。「人にどう思われるか」で促される行動は、思いやりではないのです。
「人にどう思われるか」を考え始めると、頭のなかが「人にどう思われるか」で埋め尽くされます。
「人の気持ち」を考えるのは大切です。
でも「他人にどう思われるか」までいってしまうと、ただつらくなるばかりです。
それより、もっと「自分の気持ち」を大切にしましょう。
疲れているときにはしっかり休む、つらいときは何がつらいのか自分の気持ちに向き合う。自分が楽しいと思えることを日常に取り入れる。
自分にやさしくなると、「他人にどう思われるか」から解放されますよ。
(本原稿は、わび著『メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術』から一部抜粋・改変したものです)