オープン・ザ・プライス!

「これ俺のじゃん!」自分のファミコンソフトがテレビに…ファミコン40周年の年に起きた“小さな奇跡”Photo by Ryosuke Kamba

 遠藤さんの評価額は……

「1985円」

「おー!これは結構、高額査定じゃないですか」と喜ぶ関さん。遠藤さんは「エクセリオンの発売が1985年なので、この金額にしようと決めてました」と金額の理由を明かす。

 見ず知らずの他人が「名前入りカセット」という一点でつながる。いい大人たちが、一瞬で「小学35年生」の童心に返ってはしゃぐ。

「すごくいい活動ですよね」(遠藤さん)

「この出会いがいいですね。いろんな人の人生が垣間見えて。いただいたお金で、またカセットを買おうと思います」(関さん)

 名前入りカセット博物館と関さんの冒険は、まだまだ続く。

「これ俺のじゃん!」自分のファミコンソフトがテレビに…ファミコン40周年の年に起きた“小さな奇跡”Photo by Ryosuke Kamba