イスラム組織ハマスは26日、ガザ地区で拘束するイスラエル人や外国人の人質解放を続けた。3回目の人質解放の中、合意していた4日間の戦闘休止期間を延長する可能性を巡り交渉も続いている。イスラエル政府当局者らによれば、26日午後には14人のイスラエル人が解放されガザ地区を出た。また人質解放交渉に関与したエジプトやカタールの政府当局者らは、タイ人3人も解放されたとしている。全ての人質は27日午後にガザ地区北部で赤十字国際委員会(ICRC)に引き渡された。イスラエル軍は同国とガザを隔てる境界線で、解放されたうち12人のイスラエル人を受け入れ、イスラエル側に移送。また高齢の女性はヘリコプターで直ちに病院へ搬送されたとしている。