本当に優秀な人の仕事術
対して、本当に優秀な人は目的を見失うことはありません。営業であれば、「自分の目的は売上をあげること」と自覚をして行動できるのです。
目的が明確なため、仕事量ではなく、「仕事の質」に重きを置くようになり、結果として効率よく働くことができます。
先ほどのNSCの例でも、目的を見失わない生徒はお客さんにウケることだけに焦点を当てることができます。そのため、講師の話を真剣に聞きつつも、言われたことを全部やるわけではなく「これは必要」「これは今じゃなくていい」としっかりとやるべきことを取捨選択できるのです。こういった生徒が成功してくのは当然でしょう。
つまり、本当に優秀な人は、人の評価を気にせずに、自分が本来やるべきことを瞬時に考えて行動ができるのです。しかも、やるべきことに真っ直ぐ進めるわけですから、結果としてまわりの人からも評価され、まさに一石二鳥なわけです。
能力が高い人でも、まわりの評価を気にしすぎて良さが出ていない人はたくさんいます。それは非常にもったいことですので、ぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。