段取りのセンスを磨くために、できることがあります。
第一に、揃える物のリストを作り確認してください。
出張するとき、営業で出かけるとき、現場に出るとき、作業に取りかかるとき、何かをするときに必要な物をリストにしておくのです。あとで気がついたことは、そのとき書き加えます。
第二に、作業手順を考え、手順書を作成してください。
機械を動かす、料理を仕込む、店に品物を出すなど、作業には効率のよい手順があります。
先輩が教えた手順をまずマスターし、そのあと自分の工夫でさらに磨き上げてください。
段取りのセンスは大局観で養います。
揃える物リストと、作業手順書を作りましょう。
ルール48 仕事のサイクルを知っていますか?
いつもP君は忙しく動いていますが、なぜか仕事が遅れます。それだけではなく、同じ失敗を繰り返すのです。
K君はそう急ぐこともなく、どちらかというとゆっくりしているように見えますが、仕事はきっちり間に合わせます。失敗することもありますが、同じ失敗は二度とやりません。
がんばっているように見えるP君は仕事ができないで、ふつうにやっていそうなK君は仕事ができるのはなぜでしょうか。