Google、Amazon、Meta (旧Facebook)、Appleをはじめとするビッグテックが繰り広げる買収劇や、気鋭スタートアップによる巨額の資金調達──海外のテクノロジー業界では日々、さまざまなビッグニュースが飛び交っている。
先週(2月13日から2月19日)はどんな動きがあったのか。特に注目すべきニュースを編集部が独自にピックアップし、お伝えする。
有名人から動画メッセージが届く「Cameo」 が日本参入へ
有名人に動画メッセージを依頼できる、米国の動画特注プラットフォーム「Cameo」が日本市場に参入する。Cameoを展開するBaron Appは2022年2月18日(以下、すべて現地時間)、日本での展開を視野にソフトバンクとのパートナーシップを締結したことを明かした。
Baron App・CEOのスティーブン・ガラニス氏はブログで「日本にはすでにユーザー基盤があり、今後の成長が約束された市場だと見ています。ソフトバンクとのパートナーシップの締結により、日本市場にとどまらず、広く東アジア地域での拡大を目指します」とコメントしている。
Baron Appは2017年にアメリカで設立したスタートアップだ。2021年3月にシリーズCラウンドで1億ドル(約115億円)の資金を調達。評価額は10億ドル(約1100億円)を超え、ユニコーン企業の仲間入りを果たした。同ラウンドにはソフトバンクグループのソフトバンク・ビジョン・ファンドも参加していた。