AI契約審査サービス「LegalForce」や契約管理システム「LegalForceキャビネ」を展開するLegalForce(リーガルフォース)がさらなる事業拡大に向けて舵を切った。
同社は6月23日にシリーズDラウンドで国内外の投資家から約137億円を調達することを発表した。同ラウンドではSoftBank Vision Fundがリード投資家を務め、Sequoia ChinaやGoldman Sachsのほか、既存投資家のWiL、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルなども参加している。
LegalForceは2017年4月に森・濱田松本法律事務所出身の2人の弁護士が立ち上げたリーガルテック領域のスタートアップだ。
主力サービスのLegalForceはAIを軸としたテクノロジーの活用によって、契約書のレビュー業務を効率化するのが特徴。契約書に潜むリスクを瞬時に洗い出し、条文の抜け漏れや重要な論点の見落としを予防する。2021年からはAIを活用した契約管理システムのLegalForceキャビネも手掛ける。
2022年3月時点でLegalForceの導入企業数は2000社を突破。LegalForceキャビネの導入企業数に関しても2022年6月時点で450社を超えた。