Squareが提供する「Square オンラインビジネス」のイメージ すべての画像提供:Square

SquareがECプラットフォームを日本で提供開始

決済サービスや決済端末を開発し提供する米企業Squareは10月15日、無料でECサイトを作成できる「Square オンラインビジネス」の提供を日本で開始した。

SquareでEC事業のゼネラルマネージャーを務めるデイビッド・ルセンコ氏

海外では2019年4月より先行して「Square Online Store」として提供が開始されている。もともと日本展開は予定していたが、SquareでEC事業のゼネラルマネージャーを務めるデイビッド・ルセンコ氏は同日開催のオンライン会見で「コロナ禍でオンライン販売の需要が高まったことからローンチを急いだ」と説明する。

「新型コロナウイルスの感染拡大(による外出自粛)によって、多くの事業者がオンライン販売を開始する必要に駆られました。この(販売のオフラインからオンラインへの移行の流れは)今後も続いていくと見ています。我々は日本でも引き続き(Square オンラインビジネス)のさらなる機能性の充実を目指して投資を続けます」(ルセンコ氏)

強みは対面・オンライン販売の情報連携

Square オンラインビジネスの特徴は、店舗での対面販売、オンライン販売、そしてこれらの売上や在庫の管理も、Squareひとつで対応できることにある。実店舗でSquare POSレジを利用している場合、実店舗とECサイトの在庫や売上、入金状況などを、Squareのサービス上でまとめて管理できる。

会見には、今回の発表以前から、Square オンラインビジネスのベータ版サービスを利用してきたユーザーも登壇した。広島県で帽子店の藤井製帽を経営する垣根一允氏は、「ECサイトを始める際に懸念していたのは、実店舗の売上や在庫管理との連携です。店舗でのカード決済とPOSレジにSquareを使っていたので、その連携がスムーズにできたら良いと思い、導入に至りました」と述べる。