ラウンズ

  • 調達額:5000万円
  • 合計資金調達額:5000万円
  • 調達先:KVP / XTech Ventures / 日本スタートアップ支援協会
  • 備考:シードラウンド / 日本スタートアップ支援協会は日本スタートアップ支援1号ファンドを通じて出資

リモートでも隣に座っているようにやりとりできるビジネス専用のボイスチャットツール「roundz」を提供するスタートアップ。

「roundz」は、チャットより具体的な話がしたいがWeb会議をするまでもないような、“ちょっとした会話”を気軽に行うことができる点が特徴である。カメラを利用しないことでプライバシーに配慮しており、カレンダーの予定から相手のステータスを自動で表示することで、安心して話しかけることのできる環境を構築している。キーボードを押すと話せるボイスチャット機能や、画面共有機能も搭載。テレワークにおけるコミュニケーションストレスの解決を目指している。

2020年11月には、XTech Ventures、KVP、日本スタートアップ支援協会を引受先として第三者割当増資を実施。約5000万円を調達した。調達した資金は「roundz」のサービス強化のための機能開発・人材採用などに充当する予定だ。

ガレージバンク

  • 調達額:4500万円
  • 合計資金調達額:4500万円
  • 調達先:W ventures / イーストベンチャーズ / 有安伸宏
  • 備考:W venturesはリード出資

個人向けセールアンドリースバックの企画・開発を行うスタートアップ。

モノの持つ機能と資産という2つの側面に対し、人が目を向けやすい機能だけではなく、大きな力を持つ資産の価値を、力に変える事をミッションとして活動している。ユーザーの生活をより豊かにするソリューションの提供を目的とし、ユーザーが所有するモノをスマホアプリで鑑定・査定し、その価値をお金に換えるサービス「CASHARi(カシャリ)」を運営している。アプリ上の操作のみで持ち物の査定金額が分かるのに加え、利用期間が終わった際はモノの買い戻しか利用期間の延長、モノの手放しを選択できる点で従来のフリマアプリやレンタルサービス、質屋と差異化されている。

2020年11月にはW ventures、イーストベンチャーズ、有安伸宏を引受先とする第三者割当増資を実施。この調達を通し、CASHARiの開発を推進するとともに、運営体制の強化に取り組む予定だ。また、12月にはTechCrunch Japanが主催する設立3年未満のスタートアップが自らのビジネスアイデアを武器に闘いを広げる「Startup Battle Online 2020」への出場が決定している。