想定時価総額ランキングランクイン企業において、会計監査人非設置企業が8社となっており、有限責任あずさ監査法人とEY新日本有限責任監査法人がともに4社となっている。次いで、PwCあらた有限責任監査法人、監査法人元和、友朋監査法人が名前を並べた。

有限責任あずさ監査法人は、KPMGグルーブの監査法人ファームとして業務を行っている。「監査及び会計サービスを通じ、情報の信頼性を確立するとともに、良き変革を促し、公正な社会の実現と、経済の健全な発展に貢献すること」を基本理念として掲げている。

EY新日本有限責任監査法人は、「Building a better working world(よりよい社会の構築を目指して)」という理念を掲げ、世の中に支持され、社会をよりよく変革していく企業に貢献することを目指している。過去5年のIPO関与実績件数は2017年の国内IPOを除いてグローバル・国内共にNo.1を誇る。

EY新日本有限責任監査法人では監査業務を軸に据えながら、個社に対しては事業計画の策定支援や、ステークホルダー(VC・大企業・メディアなど)との連携支援を行なっている。その他エコシステム全体を盛り上げていくという観点から、スタートアップ向けのイベント「EY新日本企業成長サミット」の開催、起業家向けの表彰制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」の主催など、新興企業の成長を促す活動も行なう。