ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は3月31日、MVNOサービス「トーンモバイル(TONE)」の新スマホと新サービスを発表した。あわせて、DTI代表取締役会長兼CEOで同社の親会社フリービットの代表取締役社長の石田宏樹氏より、2024年までの5G移行期間に向けた戦略が示された。
トーンモバイルはNTTドコモ網を借り受けて通信サービスを提供するMVNO。いわゆる「格安SIM」の事業者だ。2013年にサービスを開始した、MVNO業界の中でも古株の一社で、料金だけの勝負に走らず独自の機能性を追求してきた。
トーンモバイルのサービスでは、通信回線とスマホの両方を作り込むことで、独自の機能性を持たせている点に特徴がある。
サービス内容は子どもやシニア層の「見守り」に特化している。料金プランは月額1000円(税抜)で低速、データ容量無制限の1種類のみ。見守り機能は専用のスマホ「TONE」シリーズと組み合わせて実現している。
見守り機能は専用のスマホ「TONE」シリーズと組み合わせて実現している。トーンモバイルとしては、他社との機能面での横並びを避け、安心できる家のような存在を目指しているという。