5月にBloombergが報じたことで話題になっていた、任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の新モデルの正体がいよいよ明らかになった。任天堂は7月6日、有機ELディスプレイを搭載した「Nintendo Switch(有機ELモデル)」を発表した。
Nintendo Switch(有機ELモデル)はその名称の通り、本体に有機ELディスプレイを搭載したNintendo Switchの新モデルだ。価格は3万7980円(税込)で、発売は10月8日となっている。任天堂ではこれまでにNintendo Switchの通常モデルと、携帯利用に特化した「Nintendo Switch Lite」をラインアップしていたが、新モデルを加えて3機種を併売するかたちだ。
新モデルはNintendo Switchとほぼ同サイズながら、7.0インチの有機ELディスプレイを採用(Nintendo Switchは6.2インチ、Nintendo Switch Liteは5.5インチ)したのが最大の特徴となる。
ディスプレイを自立させる背面スタンドは、自由な角度で固定できるフリーストップ式に変更。また付属のドックには、2つのUSB端子、テレビ接続用のHDMI端子に加え、有線LAN端子を搭載する。本体のスピーカーも刷新した。本体のメモリは通常モデルの2倍となる64GBで、バッテリー持続時間は通常モデルと同じく4.5〜9.0時間となっている。カラーは、ホワイトとネオンブルー・ネオンレッドの2種類を用意する。