質の高い自動車整備工場を、スマホから簡単に検索・予約できる──8月2日にローンチを迎えた「メンテモ」は、自動車アフターマーケットの課題解決を目指して開発されたサービスだ。
サービスのキャッチフレーズは「探せる、見つかる 愛車の主治医」。ビジネスの構造はシンプルなマーケットプレイスで、自動車の修理を依頼したいユーザーと整備工場や板金工場を直接つなぐ。実際に作業依頼が発生した際に事業者から手数料を受け取るビジネスモデルだが、当面は無料で提供する方針だ。
ユーザーから見て“入りにくい”イメージのあった工場の情報をオンライン上に整え、事前にその特徴を把握してから予約できる環境を構築。従来は電話予約が主流だったところをネットで完結するように変えた。また一定の作業品質が担保されるように、独自基準の審査に通過した工場のみを掲載している。
サービス開発元のメンテモで代表取締役を務める若⽉佑樹氏氏は1998年生まれの22歳。18歳で起業して以降、コンシューマー向けのアプリをいくつも立ち上げてきた人物だ。
その若月氏が自動車アフターマーケット領域で新たなサービスを作った背景には、自身が車好きであることに加え、同氏の祖父が自動車鈑金業を営んでいることも大きく影響しているという。